猫の難治性口内炎
猫の歯周病は犬の場合と違い非常にやっかいです。
口内炎のため歯茎が腫れて、痛くて食欲が落ちます。痛み止めでいったん食べれるようになりますが、痛み止めが切れたら、また食欲が落ちます。この繰り返しの生活になってしまいます。
そこで治療方法の一つとして、手術で全部の臼歯(奥歯)を抜歯する方法があります。ただ難治性口内炎と言われる所以は、半数は手術を受けて再発しないですが、半数は手術後も痛い歯がないはずなのに再発してしまうところにあります。
痛いはずの歯を抜歯したにも関わらず再発する場合は、ウイルスや自己免疫の関与が疑わしいと言われております。