ウサギの食欲不振は、胃腸が機能しなくなる胃腸うっ滞(昔は毛球症と呼んでいた)や臼歯の噛み合わせが悪い不正咬合が原因である事が多いです。

胃腸うっ滞の場合、通常、点滴と胃腸運動促進注射と強制給餌で改善を待ちますが、今回は反応が良くありません。

レントゲン検査では腸内ガスも多く、緊急オペとなりました。

口腔内チェックでは不正咬合はなく、開腹すると腸に亀裂が入り炎症を起こし化膿している事が判明しました。

化膿した腸を切開して縫合しオペは終了。オペ後しばらくしたらエサを食べてくれたのでホッと安心しました。